えすどぅあ

コンサートやオペラの感想を中心とした音楽日記になったかなあ・・・。

トマス・カクシュカ死去

アルバン・ベルク四重奏団のヴィオラ奏者、トマス・カクシュカが今月4日にウィーンで亡くなったとのこと。

Sankei Web : おくやみ トマス・カクシュカ氏(アルバン・ベルク四重奏団ビオラ奏者)

今年5月から6月のアルバン・ベルク四重奏団の来日公演では、病気のためイザベル・カリシウスを代役にして公演がおこなわれたばかり。さいたま芸術劇場で何度か接したABQの演奏。大きなゲルハルト・シュルツの横で、眼鏡の奥から光る優しいまなざしが印象的でした。

謹んでご冥福をお祈りいたします。
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サヴァリッシュ、今年もN響定期へ登場

今日のN響定期でホール・ロビーに11月におこなわれる定期演奏会の指揮者変更のお知らせが掲示されていました。既に発表となっている11月2&3日のB定期(上岡敏之指揮)と11月12&13日のA定期(マティアス・バーメルト指揮)の指揮者が、なんとウォルフガンク・サヴァリッシュへ変更とのこと。プログラムはC定期のチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲(Vn:ヴィヴィアン・ハーグナー)以外は調整中のようです。

N響定期公演・2005年10月 Program B
N響定期公演・2005年11月 Program A

昨年11月のブラームスを聞いたときに、なんとなくもう日本では・・・と思っていたところだけに嬉しいニュース。何はともあれスケジュールが組まれたことに感謝。11月にサヴァリッシュさんが元気な姿を見せてくれること、そして充実した音楽を再び聞かせてくれることを願いたいものです。

ただ、チケット争奪戦はもとより次第に埋まりつつあるスケジュールをうまく組み直せるかが問題かも・・・。
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ティル・フェルナー来日中止

今月末に来日が予定されていたティル・フェルナーが病気のため来日が中止となったとのこと。

New Japan Philharmonic出演者変更のお知らせ
TOPPAN HALL「ティル・フェルナー ピアノ リサイタル」公演中止のお知らせ
TOPPAN HALLティル・フェルナー来日中止に伴う「トッパンホールアンサンブル Vol.1」出演者変更のお知らせ
財団法人 武蔵野文化事業団ティル・フェルナー ピアノ・リサイタル 公演中止のお知らせとお詫び

リサイタルは中止、6/30のNJP定期はシュテファン・ヴラダー、7/9の室内楽はリコ・グルダが代役を務めるとのこと。

6/30のNJP定期7/2のリサイタルを聞く予定にしていましたが、次の機会にということですね。

ということで、7/2夜の予定がぽっかりと空いてしまいました。さて、代わりに何を聴きに行こう・・・(^^♪。
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カルロ・マリア・ジュリーニ死去

先程keiyakiさんのblogで知ったのですが、イタリアの指揮者カルロ・マリア・ジュリーニが14日に91歳で死去したとのこと。

BBC NEWS : Conductor Giulini dies in Italy

ジュリーニの演奏で個人的に一番思い出に残っているのは、1980年代ににNHK-FMで放送されたベルリン・フィルを振ったブルックナーの第7交響曲。(前半はペライアとのモーツァルトの協奏曲第23番、これも良かった)。しなやかな歌心と野趣あふれる迫力が高度に両立した実に素晴らしい演奏でした。ディスクでも、ウィーン・フィルとのブルックナー(7,8&9の交響曲)やブラームス(交響曲全曲&ドイツ・レクイエム)は良く聴きましたし、近年DVDでも発売されたシュツットガルト放送響とのブルックナーの第9交響曲のリハーサルを含む映像も印象的でした。

josquinにとってバーンスタイン、クライバー等と並んで生演奏を聴きたかった指揮者の一人でした。

謹んでご冥福をお祈りいたします。
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若杉弘さん、新国立劇場オペラ部門の次期芸術監督に内定

新国立劇場オペラ部門の次期芸術監督に指揮者の若杉弘さんが内定したとのこと。

NIKKEI NET : 新国立劇場オペラ、若杉弘氏が次期芸術監督に内定
新国立劇場 : 次期芸術監督予定者(オペラ)について

2006/2007シーズン迄の任期となっている現芸術監督トーマス・ノヴォラツスキーさんの後任で、2007/2008シーズンから3年の任期となるようです。

若杉さんの企画力を生かした采配を期待したいものです。

[6/15夜]新国立劇場のサイトでも発表されましたのでリンクを追記しました。
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ゲーナ・ディミトローヴァ死去

ブルガリアのソプラノ歌手、ゲーナ・ディミトローヴァさんが11日にミラノで死去。享年64歳、まだ若いですよね。

MSN-Mainichi INTERACTIVE : ゲーナ・ディミトローバさん 64歳 死去=ブルガリアのオペラ歌手

ネットの掲示板で安い席を譲っていただいて聞いた、2000年12月9日東京文化会館でのソフィア国立歌劇場来日公演「トゥーランドット」。私の記憶が確かなら、この公演のトゥーランドット姫役が彼女の歌を唯一の機会となってしまいました。

ご冥福をお祈りいたします。
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ワレリー・ゲルギエフ、ロンドン響の主席指揮者就任へ

ワレリー・ゲルギエフが2007年1月からイギリスのロンドン響の主席指揮者に就任するとのこと。

London Symphony Orchestra : Valery Gergiev appointed Principal Conductor of the London Symphony Orchestra from 1 January 2007
共同通信社首席指揮者にゲルギエフ氏 ロンドン響、07年から

ゲルギエフがロンドンのオーケストラのポストに就くなんて思っても見ませんでした(笑)。現任のコリン・デイヴィスは総裁(President)という肩書きで今後も密接な関わりを持つようです。ハーディングやティルソン・トーマスも主席客演のポストにありますので、豪華な指揮者陣を擁すことになります。

現在でも充分ハードスケジュールをこなすゲルギエフですが、現在のポスト(マリンスキーの監督、ロッテルダム・フィル主席、メトロポリタンの主席客演等)との兼ね合いがちょっと気になります。もっとも彼なら全てこなしてしまいそうな気がするのは気のせい?
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ジャン・フルネさん都響で指揮者生活にピリオド

都響の名誉指揮者ジャン・フルネさんが、12月の都響定期にて指揮者生活にピリオドを打つとのこと。

Sankei Webジャン・フルネ氏12月に引退 世界的指揮者

なお、GAKUさんのblogによれば当初予定されていたプログラムから変更がある模様です。

Internet Zone::Movable TypeでBlog生活◆ジャン・フルネ氏引退
都響定期演奏会第618回Bシリーズ/定期演奏会第619回Aシリーズ

サントリーホールカレンダーには第九の公演にフルネさんの名前を見ることができますが、12月20&21日の定期で最後ということなのでしょう。

フルネさんほどたくさんの国内オケを振った指揮者はいないのではないでしょうか。個人的にも都響をはじめとして、日本フィルや新日本フィルとの演奏を耳にすることが出来ました。チェコ・フィルと来日した時の演奏も印象的でした。昨年4月に聞いた都響との3公演(4/17,25,28)は何れも素晴らしいものでした。

日本のオーケストラで最後の演奏を披露してくれるのは嬉しい限りですが、やっぱり寂しさも感じますね・・・。

【5/21追記】
都響のサイトにも情報が掲載されました。

都響ジャン・フルネ氏 指揮活引退、及びそれに伴う12月定期及び第九公演の曲目・出演者の一部変更のお知らせ

フルネさんとデプリーストさんのコメントも載っています。
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ホール・オペラ「ラ・ボエーム」キャスト変更

18日からはじまるサントリーホールのホール・オペラ「ラ・ボエーム」。ミミ役で出演予定のエヴァ・メイが緊急手術のためキャンセルとのこと。

サントリーホールホール・オペラ『ラ・ボエーム』公演 エヴァ・メイ来日中止・交代のお知らせ

代役は先日のホール・オペラ前夜祭で蝶々夫人のアリアを聞かせてくれたトモコ・ヴィヴィアーニ(増田朋子)。彼女、マルチェッロ役で出演予定のガブリエーレ・ヴィヴィアーニの奥さんなんだそうです。
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バイエルン国立歌劇場来日公演キャスト変更

9月~10月にかけておこなわれるバイエルン国立歌劇場(ミュンヘンオペラ)の来日公演。タンホイザーとマイスタージンガーに出演が予定されていたベテラン、クルト・モルが長時間の移動をドクターに禁止されたため来日できなくなったとのこと。

NBSバイエルン国立歌劇場 主演者変更のお知らせ

また、あの声を聞けるなあと楽しみにしていただけに残念。モルは1938年生まれですから致し方ないとは思いますが・・・。

代役はマッティ・サルミネン(9月分4公演)とハンス・ペーター・ケニッヒ(10月分2公演)とのことです。
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関屋晋さん死去

合唱指揮者の関屋晋さんが9日に死去されたとのこと。

asahi.com合唱指揮者の関屋晋さん死去

確か今日(京都)と17日(錦糸町)に京都エコー松原混声のジョイントコンサートに出演を予定していた筈。一昨年に亡くなった辻正行さんもそうでしたが、一時代を築いた合唱指揮者の一人でした。
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ガリー・ベルティーニ逝く

東京都交響楽団音楽監督ガリー・ベルティーニさんが3月17日にテル・アヴィブで亡くなったとのこと。

朝日新聞指揮者のベルティーニさん死去 都交響楽団の音楽監督

今朝、Battenさんの「ベルティーニさん死去」記事タイトルを見て我が目を疑いました。今月一杯で都響を退任し、桂冠指揮者に就任するというタイミング逝ってしまうなんて・・・。
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新日本フィル、アルミンクとの契約延長へ

現在、新日本フィルハーモニー交響楽団の音楽監督を務めているクリスティアン・アルミンクの契約が2年3年延長されたとのこと。

ぶらあぼ新日本フィル、音楽監督アルミンクが08/09楽季まで契約延長

演奏からも良好な関係が伺えるこのコンビ、契約が延長されるのも納得。06/07シーズンのコンサートオペラはローエングリンが予定されているようです。ワーグナーの中でも、アルミンクに合う作品ではないでしょうか。丁度、2年先の話になりますがこれは楽しみ。
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SKF2005 プログラム詳細発表

昨年12月に早々とチケット発売日が決まったサイトウ・キネン・フェスティバル松本ですが、プログラムの詳細が発表されました。

サイトウ・キネン・フェスティバル松本:「2005サイトウ・キネン・フェスティバル松本」のプログラムとチケット販売の詳細発表

8月16日から9月8日まで全15公演での開催。個人的にはふれあいコンサートIIロストロポーヴィチ指揮のオーケストラコンサートAそして小澤指揮のグレの歌(セミステージ上演)あたりに心惹かれれおります。さて今年はどう日程を組もうかと・・・、激戦必至の発売日まで悩みましょうか(笑)。
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新国立劇場「蝶々夫人」キャスト変更

栗山民也の新演出で6月にプレミエを迎える新国立劇場「蝶々夫人」。シャープレス役で出演予定のウィリアム・シメルが都合によりキャンセルとのこと。代役はクラウディオ・オテッリ。

新国立劇場2004/2005シーズンオペラ「蝶々夫人」出演者変更のお知らせ

オテッリはルルでシェーン博士と切り裂きジャックで出演していました。

そういえば今日プレミエを迎えたザザの指揮者、服部譲二のインタビューも掲載されています。

新国立劇場「ザザ」指揮者:服部譲二へのインタビュー
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