スラヴァ逝く
スラヴァの愛称で親しまれたムスティスラフ・ロストロポーヴィチが27日にモスクワの病院で死去したとのこと。
asahi.com:チェロのロストロポービチ氏が死去 - 文化・芸能
ロストロポーヴィチの生演奏に初めて接したのは、1998年におこなわれたショスタコーヴィチ・フェスティバルの開幕演奏会(交響曲第1番とムツェンスクのマクベス夫人)。そして、最後に彼の生演奏に接したのは(最後の来日となった)昨年12月、新日本フィルでショスタコーヴィチを振った2公演。josquinは両方とも聞くことができましたが、交響曲第8番の演奏は彼の生き様と時代の生き証人としてショスタコーヴィチの作品を「伝えたい」いう気持ちがひしひしと伝わる素晴らしい演奏でした。
多数の作曲家から捧げられた新曲の数々、そして膨大な数におよぶレコーディングもロストロポーヴィチの遺した財産。josquinが聞いているのはその中のほんの一部でしかありませんが、ひとつだけ選ぶとすればデッカに録音したあの1枚。ベンジャミン・ブリテンと共演したシューベルトのアルペジョーネ・ソナタで故人を偲びたいと思います。
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ロストロポーヴィチの生演奏に初めて接したのは、1998年におこなわれたショスタコーヴィチ・フェスティバルの開幕演奏会(交響曲第1番とムツェンスクのマクベス夫人)。そして、最後に彼の生演奏に接したのは(最後の来日となった)昨年12月、新日本フィルでショスタコーヴィチを振った2公演。josquinは両方とも聞くことができましたが、交響曲第8番の演奏は彼の生き様と時代の生き証人としてショスタコーヴィチの作品を「伝えたい」いう気持ちがひしひしと伝わる素晴らしい演奏でした。
多数の作曲家から捧げられた新曲の数々、そして膨大な数におよぶレコーディングもロストロポーヴィチの遺した財産。josquinが聞いているのはその中のほんの一部でしかありませんが、ひとつだけ選ぶとすればデッカに録音したあの1枚。ベンジャミン・ブリテンと共演したシューベルトのアルペジョーネ・ソナタで故人を偲びたいと思います。