えすどぅあ

コンサートやオペラの感想を中心とした音楽日記になったかなあ・・・。

「岩、鎮まる。」 岩城宏之さん死去

仕事の合間にちらっと覗いたニュースサイトのトップに掲載されていた訃報に言葉が出なかった・・・。

asahi.com指揮者の岩城宏之さん死去 エッセーでも活躍

josquinが岩城さんの指揮に接した最後は昨年10月に行われた「岩、動く。」と銘打たれた演奏会。中田喜直の女声合唱曲の澄み切った境地、自然体に徹したベートーヴェンの運命、アンコールのトルコ行進曲では自らトライアングルを叩いていた姿が印象に残っています。

最近の岩城さんは肩の力の抜けた自然体の音楽作りがとても素晴らしかった。昨年6月に東京フィルを振ったラヴェルレスピーギは本当に素晴らしい演奏でした。これからもその自然体な音楽を聞かせてくれると思っていただけに本当に残念でなりません。

岩城さん安らかにお眠りください、そして武満さんや黛さん達と楽しくお過ごしください・・・。

【6/16 追記】
お別れの会が7月18日にサントリーホール(小ホール)でおこなわれます
岩城宏之オフィシャルサイト
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二期会「蝶々夫人」の指揮者変更

来月14日から17日にかけて上演される二期会の「蝶々夫人」、指揮者のオレグ・カエターニが右足の手術のため来日が不可能となったとのこと。

東京二期会オペラ劇場7月公演「蝶々夫人」指揮者変更のお知らせ

代役は今年の2月にラ・ボエームを振ったロベルト・リッツィ・ブリニョーリ。推進力豊かな思い切りの良い演奏を披露してくれたマエストロ、期待してよいのではないかと思います。
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ジェルジ・リゲティ死去

作曲家ジェルジ・リゲティが12日にウィーンで死去したとのこと。

asahi.com現代作曲家、ジェルジ・リゲティさん死去

リゲティの作品を一握りしか聞いたことのない私ですが、合唱を少しでもかじった人間としてはやはり「ルクス・エテルナ」等の無伴奏合唱曲が真っ先に思い浮かびます(もちろん歌ったことはありませんが・・・)。ここ数年で聞いた中ではジョナサン・ノットがバンベルク響との公演でアンコールとして取り上げたで取り上げたルーマニア協奏曲(第4楽章)古川展夫が2004年のSKFで弾いた無伴奏チェロ・ソナタ、そして昨年11月のアルテミス・クァルテットが弾いた弦楽四重奏曲第2番が印象に残っています。

と私が乏しい知識で書くよりは、より詳しい方の追悼記事に譲りたいと思います。ご冥福をお祈りします・・・。
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