えすどぅあ

コンサートやオペラの感想を中心とした音楽日記になったかなあ・・・。

高関健&群響の復活は新校訂譜による日本初演

今月の11日にすみだトリフォニーホール、12日に群馬音楽センターで演奏される高関健と群馬交響楽団によるマーラーの復活は新校訂の楽譜による日本初演とのこと。

群馬交響楽団:本邦初演! マーラー新校訂版楽譜による「復活」 高関+群響にて実現(サイトトップ→東京公演)
classic news指揮:高関 健「地方都市オーケストラ・フェスティバル」で群響とマーラー「復活」新版による本邦初演!

今回使用される楽譜は恐らくギルバート・キャプランの校訂によるものと思われます。彼は復活だけを振る指揮者として有名で、世界各地で振っているようです(確か東京でも振っている筈)。自らこの校訂譜を用いて2002年にウィーン・フィルとレコーディングもおこなっています。

高関健と群響によるマーラーは2003年3月に演奏された第3番の好演が思い出されます。楽譜に拘るマエストロ高関健の復活の演奏に期待したいと思います。
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SKF チケット発売日を延期

4月22日に予定されていた、今年のサイトウ・キネン・フェスティバルのチケット販売日が延期とのこと。

サイトウ・キネン・フェスティバル松本チケット販売日を延期します

上記発表に「フェスティバルに万全を期するために、現在、詳細日程、演目などの再調整を実施しているところです。」と記されているとおり、小澤征爾の負担を減らすような調整をしているものと思われます。
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東京オペラの森「オテロ」の指揮者発表

小澤征爾が健康上の理由で降板した東京オペラの森オテロ」の指揮者が発表されました。

東京オペラの森オペラ公演の指揮者が決まりました
東京オペラの森フィリップ・オーギャン

オテロを振るのはフランス生まれのフィリップ・オーギャン、現在ニュルンベルク州立歌劇場および同管弦楽団の音楽総監督を務めているとのこと。今回が初来日になるようです。
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小澤征爾、年内のウィーン国立歌劇場での予定をキャンセル

1月のウィーンでのイドメネオを健康上の理由で降板し、現在療養中の小澤征爾が年内のウィーン国立歌劇場音楽監督としての活動をキャンセルしたとのこと。

asahi.com小澤征爾氏が年内の活動キャンセル 健康上の理由で

上記asahi.comの記事によると、3月の東京オペラの森オテロ」もキャンセルと記されています。小澤さんの回復状況によっては5月の新日本フィル、8~9月のサイトウ・キネン・フェスティバル等への影響が出てくるものと思われます。

これを機会に体をきっちりメンテナンスして、また元気に活動を続けてほしいものです。

【2/3追記】

東京オペラの森、新日本フィルおよびサイトウ・キネン・フェスティバルの各サイトにも情報が掲載されました。

東京オペラの森■東京のオペラの森2006 オペラ公演 指揮者の交代について
新日本フィル第401回定期演奏会(指揮:小澤征爾)について
サイトウ・キネン・フェスティバル松本小澤総監督のニュース報道について

新日本フィルの5月定期については「第401回定期演奏会への出演は現在検討中でございます。」、SKFについては「静養後、今夏から再開し、サイトウ・キネン・フェスティバル松本での活動も予定通り行うつもりでおります。」と記されています。
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新国立劇場 コジ・ファン・トゥッテ キャスト変更

来月4日からはじまる新国立劇場「コジ・ファン・トゥッテ」の再演。フェルランド役で出演を予定していたラウル・エルナンデスが健康上の理由により降板とのこと。代役は現在魔笛にモノスタトス役で出演中の高橋淳。昨年「ホフマン物語」を体調を崩して降板していましたが、無事復活しているようです。

新国立劇場「コジ・ファン・トゥッテ」フェルランド役キャスト変更のお知らせ

そういえば昨年のプレミエでも、フェルランド役が変更になりましたねえ・・・。
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新国立劇場 2006/2007シーズン オペララインアップ発表

今朝起きてみると、天気予報どおり外は真っ白ですね。昨日、新国立劇場オペラの2006/2007シーズンのラインアップが発表されました。シーズンテーマは「運命・希望ある別れ」"FATE OF FAREWELL"。トーマス・ノヴォラツスキー芸術監督の最後のシーズンとなります。

新国立劇場2006/2007シーズン・オペラ ラインアップ発表
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新日本フィル、サントリー定期曲目変更

明日、11月17日におこなわれる新日本フィルのサントリー定期のプログラム前半の曲目がソリストのイザベル・ファウストの希望により、急遽シマノフスキのヴァイオリン協奏曲第1番からハルトマンの独奏ヴァイオリンと弦楽合奏のための「葬送協奏曲」変更になったとのこと。

新日本フィル曲目変更のお知らせ

先週のトリフォニー定期で配られたプログラム誌はシマノフスキのまま山尾敦史さんの曲目解説が掲載されておりました。後半は予定通りマーラーの第6交響曲「悲劇的」が演奏されます。
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新国立劇場 アンドレア・シェニエ/ホフマン物語 キャスト変更

新国立劇場オペラのキャスト変更2題。

11月20日にプレミエを迎えるアンドレア・シェニエにおいてジェラール役で出演が予定されていたカルロス・アルヴァレスが健康上の理由でキャンセルとのこと。代役はセルゲイ・レイフェルクス。

新国立劇場オペラ「アンドレア・シェニエ」ジェラール役 カルロス・アルヴァレス キャスト変更のお知らせ

また、11月27日初日のホフマン物語の再演でプレミエの時と同じアンドレ/コシュニーユ/フランツピティキナッチョ役が予定されていた高橋淳も健康上の理由でキャンセル。代役は青地英幸。

新国立劇場2005/2006シーズン オペラ「ホフマン物語」アンドレ/コシュニーユ/フランツ/ピティキナッチョ役 キャスト変更のお知らせ

アルヴァレスは今年初めのマクベス、高橋淳は一昨年のホフマン物語のプレミエ、どちらもとても印象的だったので誠に残念。代役の活躍に期待いたしませう。
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I.ポゴレリチ リサイタル 曲目変更

今度の日曜日にサントリーホールでおこなわれるイーヴォ・ポゴレリチの6年ぶりの来日公演、プログラムが全曲変更とのこと。

梶本音楽事務所イーヴォ・ポゴレリッチ ピアノ・リサイタル 曲目変更のお知らせ

6年間に与野方面で聞いたショパンの3番が演奏されるではないか(!)。彼の演奏がどう変容しているのか楽しみ。

なお、ポゴレリチの情報については転勤族の妻よしこさんのこちらのblogでどうぞ。既に曲目変更についても記事が掲載されています。
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サヴァリッシュ、11月のN響定期をキャンセル

今朝の朝刊にも謹告が載っておりました。11月のN響定期に出演を予定してたウォルフガンク・サヴァリッシュが、健康上の理由で来日が出来なくなったとのこと。

NHK交響楽団謹告 11月2,3日および12,13日の指揮者変更のお知らせ

サヴァリッシュは当初発表されていた指揮者(上岡敏之/マティアス・バーメルト)を変更して、BプロとAプロへの登場が予定されていました。本当に残念でなりませんが、また日本で彼の指揮を聞く機会があることを願いたいと思います。

【10/5 追記】
代役はアラン・ギルバート(11/2&3)とマティアス・バーメルト(11/12&13)、曲目変更無しと発表されました。
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SKF2006基本計画発表

先週、グレの歌で締めくくられた今年のサイトウ・キネン・フェスティバル松本。もう、来年の基本計画が発表されました。

サイトウ・キネン・フェスティバル松本2006サイトウ・キネン・フェスティバル松本 基本計画のお知らせ

来年は8月15日〜9月13日の開催。来年もオペラはありませんが、フィレンツェ歌劇場との共同制作によるメンデルスゾーン「エリア」のフル・ステージ形式上演が興味を惹かれるところ。内田光子の弾く「皇帝」とリサイタル、ホセ・ファン・ダムのリサイタルも聞いてみたい。ゲスト・コンダクターはアラン・ギルバートでマーラーの5番が予定されています。
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新国立劇場 カヴァレリア・ルスティカーナ キャスト変更

来年4月の公演となりますが、ファビオ・ルイージ指揮する新国立劇場「カヴァレリア・ルスティカーナ」のトゥリッドゥ役がクリスティアン・フランツからアルベルト・クピードへ変更になったとのこと。

新国立劇場オペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」キャスト変更のお知らせ
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新国立劇場 ニュルンベルクのマイスタージンガー キャスト変更

もうひとつのキャスト変更。新国立劇場「ニュルンベルクのマイスタージンガー」にヴァルター・フォン・シュトルツィング役で出演予定だったトルステン・ケールが夫人の急病のためキャンセルとのこと。代役はリチャード・ブルナー。

新国立劇場オペラ「ニュルンベルクのマイスタージンガー」キャスト変更のお知らせ

リチャード・ブルナーは昨年11月の新国立劇場「エレクトラ」でエギスト役で出演していました。
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藤原歌劇団 アドリアーナ・ルクヴルール キャスト変更

朝飯食べて、朝刊をつらつらと眺めていたらオペラのキャスト変更が並んで掲載されていました。まずは日程の近い方から。

8月27~29日に上演される予定の藤原歌劇団「アドリアーナ・ルクヴルール」、Aキャスト(8/27&29)で出演者が予定されていたダニエラ・デッシー&ファヴィオ・アルミリアート夫妻がキャンセルとのこと、残念。

財団法人日本オペラ振興会謹告(藤原歌劇団「アドリアーナ・ルクヴルール」出演者変更のお知らせ)

デッシーのお母さんがお亡くなりになったそうで、致し方ありませんね。代役はヴェロニカ・ヴィッラロエルとマルチェッロ・ジョルダーニとなります。
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アルバン・ベルク四重奏団、カリシウスが新ヴィオラ奏者に

トマス・カクシュカの死去により、ヴィオラが空席になっていたアルバン・ベルク四重奏団の新メンバーが決定したとのこと。

梶本音楽事務所アルバン・ベルク四重奏団 ヴィオラ新メンバー決定
classic newsアルバン・ベルク四重奏団、ヴィオラ新メンバーにより活動を継続!

新メンバーのイザベル・カリシウスは、今年5~6月の来日公演でカクシュカの代役をつとめていた人物。カクシュカのお弟子さんだそうで、カクシュカ自身も彼女が継ぐことを希望していたようです。このクワルテットの活動が今後も継続されることを素直に喜びたいと思います。
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