181本から10本を・・・。
1月10日の「デュトワ指揮 N響 C定期」から12月28日の「飯守/東京シティ・フィル/シティ・フィル・コーア/明響 第九特別演奏会」まで今年のライヴ総数は181本。ほぼ2日に一度はどこかのホールや劇場に通った計算になります。きちんとカウントしていないものの、ここ2~3年はほぼこのくらいの数の通ってたんだなと改めて実感。このえすどぅあをはじめたからちゃんとカウントできた訳ですが・・・。
2004年のまとめということで、「今年のよかった」を10本(と決めて)選んでみたりしようと。181本を改めて見直すと収拾つかなくなることは目に見えているので、毎月のまとめでの「今月のよかった」から選ぶことにしたのです。でもねえ、悩ましいったらありゃしない・・・嗚呼(爆)。では、前置きはここまでにして、悩んだ末の「今年のよかった」はこの10本(公演日順)。
2004年のまとめということで、「今年のよかった」を10本(と決めて)選んでみたりしようと。181本を改めて見直すと収拾つかなくなることは目に見えているので、毎月のまとめでの「今月のよかった」から選ぶことにしたのです。でもねえ、悩ましいったらありゃしない・・・嗚呼(爆)。では、前置きはここまでにして、悩んだ末の「今年のよかった」はこの10本(公演日順)。
3/21 ボストリッジ&内田光子 美しき水車屋の娘 →「合わせる」ということを超えた2人のコラボレーションの素晴らしさ 4/4 新国立劇場「神々の黄昏」 →刺激的な演出と水準の高い充実した演奏で飾ったトーキョーリング最終回 4/11 ホールオペラ「トスカ」 →東響から見事なプッチーニ・サウンドを引き出したルイゾッティに拍手 5/3 ポリーニ ピアノ・リサイタル →ベートーヴェンの第7ソナタの表現の深遠さ 5/30 ベルティーニ/東京都響 マーラー:交響曲第9番 →このコンビの集大成、涙無しでは・・・。 8/8 ラヴォーチェ ルチア Aキャスト デヴィーア/アルヴァレス →まさに旬のアルヴァレスを筆頭にした声の御馳走を堪能 8/31&9/2 SKF2004 ヴォツェック ゲルネ/小澤/SKO →小澤の純粋な音楽作りを象徴するような「白い」ヴォツェック 9/19 藤原歌劇団 カルメン Bキャスト 藤村/チョン/フランス国立放送フィル →魅力(惑)的な音楽を奏でるチョン率いるオケと藤村カルメンの存在感と凄み! 11/3 パユ/サヴァリッシュ/N響 B定期 シューマン/イベール/ブラームス →サヴァリッシュ/N響の紡ぎだす音楽の暖かく澄み切った境地 11/13 北とぴあ国際音楽祭記念事業 イドメネオ エルウィス/寺神戸/レ・ボレアード →出演者一丸となった充実した演奏で作品の真価を認識
この10本以外でも印象に残った公演はたくさんあるのですが・・・。これまた書き出すと収拾付かないので、二つの視点から落ち葉拾い・・・。
今年はR.シュトラウスのオペラ上演の当たり年でした。定番のサロメだけでなく、二期会「エジプトのヘレナ」(2/22)、東京オペラ・プロデュース「カプリッチョ」(3/20)、東京室内歌劇場「インテルメッツォ」(7/17,18&19)と滅多に聞くことのできない演目の充実した上演。そして、新国立劇場「エレクトラ」(11/23)も素晴らしい上演でした。
今年は来日オーケストラも10~11月のラッシュ状態に象徴されるまさに百花繚乱のありさまでした。そのなかでもハイティンク/ドレスデン・シュターツカペレ(5/22)、ヤンソンス/コンセルトヘボウ(11/6&7)、ラトル/ベルリン・フィル(11/7,14,15&16)、ゲルギエフ/ウィーン・フィル(11/21)そしてノリントン/シュトゥットガルト放送響(11/23)が印象に残っています。
来年のライヴ初めは1月8日の予定です。
では良いお年を!。
Comments
「年間181本」!
いやぁ、うらやましいですぅ~。
田舎住まいの私にはまさに「夢物語」のようです。
今年もコンサートのルポ、楽しみにしております。
当方のような地方でも、時にはすばらしいコンサートに出会うこともあります。
そんな時はまた紹介いたします。
読んでいただければ幸いです(めったにないですけどね・・)。
それから、事後報告なんですが当方のブックマークに登録させていただきました。もし不都合でしたら取り下げます。
今年もマイペース(どこが?言われそうですが・・・)で続けていきますのでよろしくお願いします。
首都圏以外のコンサートの模様はなかなか伝わりにくいので、りゅうさんの地元のコンサートレビュー期待しています。
ブックマーク登録の件、不都合なんてまったくありません(笑)。登録ありがとうございます。
それでは、今年もよろしくお願いします。