えすどぅあ

コンサートやオペラの感想を中心とした音楽日記になったかなあ・・・。

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デュトワ指揮 N響 C定期

今年一発目は退任後初定期となるデュトワの振るN響です。
1. ストラヴィンスキー:バレエ音楽「よう精のくちづけ」 ディヴェルティメント
2. サン・サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番
3. ラフマニノフ:交響的舞曲

ヴァイオリン:ルノー・カプソン(2)
シャルル・デュトワ指揮 NHK交響楽団

2004年1月10日 14:00 NHKホール

ストラヴィンスキーは音やリズムのキレみたいなものがやや甘かったような気がしますが、デュトワならではの色彩感にあふれた演奏で楽しめました。プルチネルラ(できれば全曲)なんかも聞いてみたいですね。

フランスの若手カプソンを迎えたサン・サーンスですがまずはソリストに好感をもちました。技術的にしっかりしているし音も歌い口も癖が無いのが好印象。特に第2楽章はオケ・ソロ共々非常に美しかったと思いますし、ソロとオケとの対話も聞けて良かった。

ラフマニノフのこの曲は、以前このコンビで聞いたことがあるような気がします。デュトワの十八番でもあるのでしょう。ラフマニノフにしてはロマンティックなメロディの少ない曲ですが、適度なドライブ感とキレのあるデュトワならではの演奏になっていたと思います。第2楽章の悲しげなワルツも雰囲気がよく出ていたように思います。数少ないメロディックな部分での歌わせ方も、歌わせすぎないセンスの良いものでした。いろんな意味でバランスのとれたいい演奏でした。
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ローマ・イタリア歌劇団「椿姫」(テオドッシュウ主演) | えすどぅあ | 2004/06/10 01:43
昼のN響に続き、夜はテオドッシュウの椿姫です。
181本から10本を・・・。 | えすどぅあ | 2004/12/31 13:36
1月10日の「デュトワ指揮 N響 C定期」から12月28日の「飯守/東京シティ・フィル/シティ・フィル・コーア/明響 第九特別演奏会」まで今年のライヴ総...