東京室内歌劇場 36期 第108回定期公演
R.シュトラウス | : | インテルメッツォ |
| | (交響的間奏曲を伴う2幕の小市民喜劇) |
ロベルト・シュトルヒ | : | 多田羅迪夫 |
クリスティーネ | : | 釜洞祐子 |
ルンマー男爵 | : | 近藤政伸 |
アンナ | : | 若槻量子 |
公証人 | : | 竹澤嘉明 |
公証人の妻 | : | 青木美稚子 |
楽長シュトロー | : | 松浦健 |
商工業顧問官 | : | 藪西正道 |
法律顧問官 | : | 有川文雄 |
宮廷歌手 | : | 平野忠彦 |
料理女ファニー | : | 村松桂子 |
マリー | : | 山咲史枝 |
テレーズ | : | 佐々木理江 |
レジ | : | 柏原 奈穂 |
フランツ少年 | : | 吉澤妃美香 |
若杉弘指揮 | 東京交響楽団 |
| (コンサートマスター:大谷康子) |
バレエ | : | 東京シティ・バレエ団 |
| | (小山清佳/五十嵐妙子/小田嶋千絵/吉田郁恵/佐々木ゆず香/広瀬麗) |
今日は
初日と同じキャスト。聞くほうも慣れたのかやや新鮮さが減退しているよう。3日連荘で聞けば仕方ない部分もあるかな(と自分を納得させる)。基本的には初日と同じ印象ですが。全体的に流れは良くなった反面、はっきりとしたわかりやすさ(言葉。演技など)はやや減退。
今日も釜洞祐子のクリスティーネは秀逸。初日より流れが良くなってます。多田羅迪夫のロベルト・シュトルヒは初日よりは明らかにリズムに乗っているし、明るく明快な声が魅力。高い声の不安定感は改善されず。アンナの若槻量子はやや生き生きとした感じが減退したかな。ルンマー男爵の近藤政伸は初日同様ユーモラスで好演。
若杉弘指揮する東響も昨日よりさらに練れた印象ですが、響きの明瞭度という点では昨日のほうに一日の長がありました。
若杉弘はこういう曲を振らせると実力を発揮しますね。3日間高水準の上演が実現できたのも彼のおけげでしょう。今後も企画面も含めて近現代物で活躍して欲しいものです。
3日間、R.シュトラウス家(?)の夫婦喧嘩を楽しませてもらいました。遠くない将来の再演を希望します。
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