えすどぅあ

コンサートやオペラの感想を中心とした音楽日記になったかなあ・・・。

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東京室内歌劇場 インテルメッツォ Aキャスト 釜洞/若杉/東響

インテルメッツォ、3回目(笑)。
東京室内歌劇場 36期 第108回定期公演

R.シュトラウスインテルメッツォ
(交響的間奏曲を伴う2幕の小市民喜劇)

ロベルト・シュトルヒ多田羅迪夫
クリスティーネ釜洞祐子
ルンマー男爵近藤政伸
アンナ若槻量子
公証人竹澤嘉明
公証人の妻青木美稚子
楽長シュトロー松浦健
商工業顧問官藪西正道
法律顧問官有川文雄
宮廷歌手平野忠彦
料理女ファニー村松桂子
マリー山咲史枝
テレーズ佐々木理江
レジ柏原 奈穂
フランツ少年吉澤妃美香

若杉弘指揮東京交響楽団
(コンサートマスター:大谷康子)

バレエ東京シティ・バレエ団
(小山清佳/五十嵐妙子/小田嶋千絵/吉田郁恵/佐々木ゆず香/広瀬麗)

演出鈴木敬介
2004年7月19日15:00新国立劇場 中劇場
今日は初日と同じキャスト。聞くほうも慣れたのかやや新鮮さが減退しているよう。3日連荘で聞けば仕方ない部分もあるかな(と自分を納得させる)。基本的には初日と同じ印象ですが。全体的に流れは良くなった反面、はっきりとしたわかりやすさ(言葉。演技など)はやや減退。

今日も釜洞祐子のクリスティーネは秀逸。初日より流れが良くなってます。多田羅迪夫のロベルト・シュトルヒは初日よりは明らかにリズムに乗っているし、明るく明快な声が魅力。高い声の不安定感は改善されず。アンナの若槻量子はやや生き生きとした感じが減退したかな。ルンマー男爵の近藤政伸は初日同様ユーモラスで好演。

若杉弘指揮する東響も昨日よりさらに練れた印象ですが、響きの明瞭度という点では昨日のほうに一日の長がありました。

若杉弘はこういう曲を振らせると実力を発揮しますね。3日間高水準の上演が実現できたのも彼のおけげでしょう。今後も企画面も含めて近現代物で活躍して欲しいものです。

3日間、R.シュトラウス家(?)の夫婦喧嘩を楽しませてもらいました。遠くない将来の再演を希望します。
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東京室内歌劇場 インテルメッツォ Bキャスト 田島/若杉/東響 | えすどぅあ | 2004/07/25 00:42
昨日の日本初演に続き、Bキャストを聞きに今日も初台へ。
夫婦喧嘩は犬も・・・。 | えすどぅあ | 2004/07/31 19:42
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