えすどぅあ

コンサートやオペラの感想を中心とした音楽日記になったかなあ・・・。

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グルベローヴァ健在

今月は4回のダブルヘッダーを含む、16本でした。いろいろとバラエティーに富んだプログラムを聞いたなあという印象でしょうか。
さて、今月は次の4本を選んでみました。

ウィーン国立歌劇場 ドン・ジョヴァンニ ハンプソン/小澤
グルベローヴァ/ハイダー シューベルト/R.シュトラウス
マ/クレーメル/クレメラータ・ヴァルティカ ハイドン/モーツァルト/ショスタコーヴィチ
ポッペン/新日本フィル バッハ/ベートーヴェン/メンデルスゾーン

ドン・ジョヴァンニはなんだかんだいいつつも、これだけ聞き応えのある充実した上演はそうあるものではないと思うので一票。そのドン・ジョヴァンニにも出演していた、グルベローヴァのリサイタルは素直に人の声のご馳走を堪能したということで。コンディションを維持してまだまだ素晴らしい歌声を聞かせて欲しいものです。マ/クレーメル/ヴァルティカは2晩とも充実していたのですが、モーツァルトの出来と緊張感あふれるショスタコーヴィッチの素晴らしさを採りました。ポッペン/新日本フィルは特にメンデルスゾーンの明晰かつロマン性を失わない音楽作りとオーケストラ捌きの素晴らしさで。

本当は入れたかったのだけれども次点は「ヴォーカルアンサンブル カペラ サルヴェの祈りII」。他には、横山幸雄のブラームスさいたま芸術劇場 レジデンス・クワルテットのドビュッシースダーン/モーツァルテウム管のリンツが印象に残っています。やっと行くことが出来たミューザ川崎の響きの素性の良さも今月の収穫です。

これで今年は累計144本。年間予想173本です。来日オーケストラ目白押しの来月が怖い、いや楽しみというほうが正解か・・・(笑)。
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