チョン/東京フィル リハーサル見学会
東京フィルハーモニー交響楽団 リハーサル見学会
マーラー:交響曲第1番ニ長調「巨人」 より 第4楽章
チョン・ミョンフン指揮 東京フィルハーモニー交響楽団
2004年5月4日 12:00 東京オペラシティ コンサートホール
今月の東京フィルのオペラシティ定期とサントリー定期の公開リハーサル。休日の昼間という絶好の日取り、申し込みをしたら見事に当選。幸い他に予定もないので見学した次第。
前日までに第3楽章までは練習が済んでいる様子。まずは第4楽章を通して演奏。もうかなり出来ているのではないかと思わせる感じ。その後、4楽章の頭から順に練習をしていってました。
指揮者の言葉は明瞭に聞こえなかったのですがいくつか印象的なところを。
・表面的にきれいな音ではなく曲を自分のものにして内面から発する音(音楽)を!(有名なスコップ理論でしょう)
・この終楽章は "fight" の音楽だ!(と言っていたような気がする)
・後ろのプルトの人は前のプルトの人に増して積極的に弾いてほしい(前と後ろでは時間差もあるし・・・、とか言っていたような)
・フレーズを素直に歌っただけでは納得しないで、何らかの表現を常に求めていました(あるときは立体的なフレージング、あるときはアタックの強調、等)
リハーサルでも奏でられる音楽はやっぱり熱いですね。この人の発するエネルギーは並大抵のものではないですね。
もうすこしで第4楽章の最後までいくところで(あと少しだったのに(笑))、ふたこま目(2時間)終了。見学会はこれでお開き。でもリハーサルはその後も続けられたようです。
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