テイト指揮 読響 名曲シリーズ
アークヒルズの桜もライトアップされていい感じになってきてますね。それを横目に先週のエルガーが良かったテイト指揮の読響へ。
読売日本交響楽団 第452回 名曲シリーズ
エルガー:序奏とアレグロ作品47
ハイドン:交響曲第102番変ロ長調 Hob.I-102
ブラームス:交響曲第3番ヘ長調作品90
ジェフリー・テイト指揮 読売日本交響楽団
2004年3月26日 19:00 サントリーホール 大ホール
最初のエルガーの作品は弦楽クワルテット+弦楽合奏による曲。演奏会で聞くのは初めてだが、良く鳴るように出来ている曲だなあと再認識。でも、あまりにも良く鳴るもんだからぎんぎんに歌いすぎではないかと思いました。もっと自然体で聞かせてくれたほうが私の好みでした。
次のハイドンはうってかわって自然体の良く練れた演奏で、とても気持ちよく聞けました(あまりにも気持ちよかったので意識失いかけましたが・・・(笑))。先月の刺激的なホーネックのハイドンも良かったけど、こういうオーソドックスな演奏も素晴らしいものです。
最後のブラームスは第2&3楽章がとても新鮮で素晴らしい演奏でした。木管を充分に歌わせながら、弦を控えめに歌わせたコントラストは「こういうやりかたもあるんだなあ」と思いましたし非常に新鮮でした。3楽章の有名なメロディーもホルンとチェロも抑制的に歌わせていました。これで両端楽章がよければ最高だったのだけど、どうもしっくり来ない演奏でやや残念でした。
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