テイト指揮 読響 定期
読売日本交響楽団 第425回定期演奏会
エルガー:交響曲第1番変イ長調作品55
ジェフリー・テイト指揮 読売日本交響楽団
2004年3月21日 18:00 サントリーホール 大ホール
前のオペラが一幕物なのでなんとか間に合うかと思っていたのですが、見込み外れて後半のエルガーのみの鑑賞となりました。
エルガーの第1交響曲は以前、ノリントン指揮シュトゥットガルト放送響で生演奏を聞いたことがあるのですがほとんど寝ていたので印象は残っていません(^^♪。
テイトの指揮は読響から弦を中心に暖かい音色を引き出していました。その音色で第1楽章のなんだか懐かしいメロディーがヴィオラと木管で奏されるとこれはたまりません。同じメロディーをオケ全体で奏してもこれまた全体がよく調和していて見事。第3楽章のアダージョもその音色を生かした歌わせかたが美しいのなんのって、この演奏の白眉でした。全体の構築感もだれるところがなくて本当に見事でした。
テイトを聞くのは2度目でしたがまた聞きたい指揮者の一人です。
内田光子が同時期に来日してるので2人でモーツァルトっていう企画はどこか考えなかったのかしらん(笑)。
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