えすどぅあ

コンサートやオペラの感想を中心とした音楽日記になったかなあ・・・。

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アグネス・バルツァ “わが故郷ギリシャの歌”

2週連続でバルツァ。
アグネス・バルツァ “わが故郷ギリシャの歌”

スタヴロス・クサルハコス:フリンダが踊っていたとき(*オーケストラのみ)
スタヴロス・クサルハコス(ニコス・ガツォス詞):ぼくたちにだって、いい日がくるさ
ミキス・テオドラキス(マノス・エレフテリウ詞):汽車は8時に発つ
スタヴロス・クサルハコス(ヴァンゲリス・グーファス詞):夜汽車は恋人を乗せて
マノス・ハジダキス(マノス・ハジダキス詞/クサルハコス編):夢の道
スタヴロス・クサルハコス:古い情熱のノクターン(*オーケストラのみ) 
スタヴロス・クサルハコス(ニコス・ガツォス詞):オットーが国王だった頃 
スタヴロス・クサルハコス(ヴァシリス・グーファス詞):月は失われた
ヴァシリス・ツィツァニス(ヴァシリス・ツィツァニス詞/クサルハコス編):わが心の王女 
ヴァシリス・ツィツァニス(ヴァシリス・ツィツァニス詞):子ガニたち

スタヴロス・クサルハコス:作曲家は川を渡る(*オーケストラのみ)
ヴァシリス・ツィツァニス(ヴァシリス・ツィツァニス詞):パシャの部屋で
ヴァシリス・ツィツァニス(ヴァシリス・ツィツァニス詞/クサルハコス編):若い郵便屋さん
スタヴロス・クサルハコス(ニコス・ガツォス詞):バスターミナルにて
スタヴロス・クサルハコス:三人の友の影で(*オーケストラのみ)
スタヴロス・クサルハコス(ヴァンゲリス・グーファス詞):ヴァルカローラ(舟歌)
マノス・ハジダキス(ノティス・ペルヤリス):月へ散歩に出かけよう
スタヴロス・クサルハコス(ニコス・ガツォス詞):今そして永遠に

【アンコール】
?(すみません、忘れました)
ミキス・テオドラキス(マノス・エレフテリウ詞):汽車は8時に発つ

アグネス・バルツァ
ギリシャ音楽フォーク・オーケストラ

2004年3月21日 15:00 オーチャードホール


BCJ定期と迷った末、チケットを持っていたオーチャードへ。

バルツァの故郷の民族音楽を中心のプログラムですが、以前のギリシャの政治状況を反映してか歌詞も曲も影のあるものばかり。その影とバルツァの地声の強い独特の発声とよく合っていたように聞きましたし、彼女の思いもよくわかる。

ただ惜しむらくはPAのセンスがないのがたまに傷。器楽のPAは良かったのだけれども、バルツァの声のPAがどうもねえ。声が肥大したように聞こえるし、妙に生々しいし。なんか落ち着いて聞けませんでした。アンコールの2曲目でマイクを外して歌ってくれた時には、妙にほっとしました。もっと小さい小屋でPAなしで、親密感のあるところで聞きたい。あまり席埋まってなかったし。

器楽だけの曲で、マーラー「巨人」の第3楽章冒頭コントラバスソロのメロディーとかベートーヴェンのピアノソナタの冒頭部分とかがフィーチャーされていたのは、アレンジのせいなのだろうか・・・。後者はアレンジかと思うけど1曲目のマーラーの旋律は妙にはまっていて、アレンジとも思えない感じでしたが・・・、どうなんでしょ。
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