えすどぅあ

コンサートやオペラの感想を中心とした音楽日記になったかなあ・・・。

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秋山和慶指揮 東響 イッサーリス オペラシティ・シリーズ

日程の関係で小川典子とのデュオに行けない替わりに、イッサーリス目当てにオペラシティへ。
東京交響楽団 東京オペラシティ・シリーズ 第24回

1. ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調作品104
2. カタロニア民謡:鳥の歌(アンコール)
3. ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調作品95「新世界より」
4. ドヴォルザーク:スラブ舞曲ホ短調作品72-2(アンコール)

チェロ:スティーヴン・イッサーリス(1,2)
秋山和慶指揮 東京交響楽団(1,3,4)

2004年4月3日 18:00 東京オペラシティ コンサートホール


なんといってもイッサーリスの弾くチェロ協奏曲が一番の御馳走でした。この技術的にも難易度の高い協奏曲を、なんとも軽やかかつしなやかに演奏してくれました。数々の難所も鮮やかに切りぬけた上に、楽器から音がスムーズに出てくる。歌い方も自由自在で、ちょっとしたフレーズが非常に魅力的でした。こんなにさわやかともいっていいこの曲の演奏は滅多にないのではないでしょうか。いや本当に楽しませてもらいました、また耳にしたいチェリストです。

秋山指揮の東響は基本的にはイッサーリスに寄り添った美しいものでしたが、イッサーリスとの音楽的対話という意味ではもう一段上を望みます。ソリストに反応する柔軟性みたいなものを。

後半の「新世界より」は秋山らしいすみずみまで目の行き届いた、やや辛口の手堅い演奏。安心して聞くことが出来ました。今年はドヴォルザークの記念年なので例年にも増して演奏される曲でしょうね。

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錦糸町から六本木一丁目へ移動。シェーファーと団十郎を聞きに東響の定期へ。
S.イッサーリス/N.ゲルナー シューマン・プロジェクト チェロ曲リサイタル | えすどぅあ | 2006/11/11 13:29
このチェリスト演奏を聞くのは、2004年4月に秋山和慶指揮する東京響と演奏したドヴォルザークの協奏曲以来。難曲を軽やかに弾いてのけた確かな...